[98/06/14]米原敬太郎美術展「玄」 6月12日(金)-14日(日)に京大西部講堂で行われた米原敬太郎のインスタレーション。僕はあまり期待しないで行ったんだけど、これが非常によかった。 照明をまったく落とした会場に入ると、中央になんだか不思議な色の炎がゆらゆらゆれている。それが、ほとんど消えそうになったり、見ていられないほど強烈な光になったりしながら、ほとんどわからないほどゆっくりと移動している。 炎の正体は多分なんかの化学物質の燃焼だと思う(燃えかすがアンモニア臭かった)。ただそれだけなんだけど、煙の作り出す造形や、シルエットのはかなさがとてもとてもきれいだったのと、炎が消え入りそうになるときの自分の不安な気持ち、つい炎に見入ってしまう事が面白かった。 [98/06/13]ラジオ製作続報 やっぱキットだけでは物足りなく、自分でエナメル線をぐるぐる巻いて、オール手作りのラジオを作ってみました。しかし、いきなり鉱石でやる自信はないので、ゲルマニウムダイオード使用です。やたらでっかくKBS京都が聞こえるほか、何やら外国語の放送がいろいろ入り交じって聞こえてきました。もしかしてこれが短波?! ところで、僕がディスカッショングループの fj.rec.ham、fj.engr.elec に鉱石による短波ラジオの質問を投稿したところ、ずいぶんたくさんの反響が返ってきました。6月12日23:50現在の発言内容をアップしておきます(随時更新)。 話変わって、昨日、阪大人間科学部にお邪魔した際、あの無響室というのを始めて体験しました。無響室というのは、反響する音というものを極力減らすように作られた部屋で、心理実験などに使われるようです。 普段の日常生活の中でまったく響きの無い場所というものはないので、とにかく異常な気分になりました。一つはやはり自分の体から発生する音(神経のノイズや血液の流れる音らしいですが)、を意識できること。そして、無音というものへの何か生理的な恐怖というものを感じたことです。 単に音の無い部屋でしかないのですが、その部屋のドアが開いているだけで、不穏な空気がその部屋から流れ込んでくるような、なんとも説明し難い気分になったのです。 [98/06/09]鉱石ラジオ完成! 熊本のマニアックなショップHAM'S OFFICEの通販で購入した鉱石ラジオキットがあっけなく完成し、何とピョンヤン放送をキャッチすることに成功しました。 何でこんな事をやってるかというと、これは次回の個展に大きく関係してくるのです。 例によって、あまり大袈裟な予告をしてそのとおり完成しなかったときに、また怒られてしまうので、控えめに成功率65パーセントと言っておきます。Webを覗いてくれた皆さんに特別に予告しますと、次回のプランは、鉱石ラジオで短波の標準放送を聞く試みです。標準電波というのは、日本中どこでも正確な時計が合わせられるように放送されている時報の一種ですが、これを無電源で聴こうという実験なのです。 機械トークを聴いてくれた人には、ちらっと頭をかすめるかと思うのですが、これはかのニコラ・テスラの世界システムをヒントに考えたものです。ということで、無線に詳しい人、ヘルプミー!!! [98/06/06]通信環境ようやく復帰。 引越ししてからはや二十日を過ぎましたが、ようやくパソコンを運び込み、京都から発信しております。静かで何にも無かった下宿に、このうるさいPCのファンが鳴り響き、なんだか少しもったいない感じですが、仕方が無いですね。 そして今日で次回の個展一ヶ月前です。ヤバイです。まだDMの原稿も作ってないのです。部屋のレイアウトなんかいじってる場合じゃないのです。ところで、そこで読んでるさかやん、笠原、かりん。メール(ペットOK)出しなさい。こっそり読むなんてひどいよ。 yamamiya@kcua.ac.jp
propella@osk2.3web.ne.jp(postpet)
[98/05/23]電話およびFaxがつながりました。
|